アドテクノロジーの発展に伴い、現在では多種多様なWEB広告のフォーマット(種類)が存在します。
今回は実際の出稿イメージとともに、広告フォーマット及び広告の料金・課金方式をまとめましたので、web広告を知る第一歩としてお役立てください。
-WEB広告のフォーマット一覧・目次-
広告の料金・課金方式
広告の料金・課金方式は広告フォーマットの選択によってある適度絞られますが、利用する広告プラットフォーム(広告事業者)によっても、それぞれ異なる場合があります。
- クリック課金型(CPC)
1クリックに対して料金が発生 - インプレッション課金型(CPM)
広告の表示回数に対して料金が発生 - エンゲージメント課金型(CPE)
SNS上でのユーザーアクション(コメント、シェア、フォロー等)に対して料金が発生 - 成果報酬型(CPA)
商品購入や資料請求など、成果によって料金が発生 - 配信数型
メールなどの配信回数に対して料金が発生 - 広告再生単価型(CPV)
動画再生に対して料金が発生 - 期間保証型(CPD)
期間に対して料金が発生、指定された期間掲載が保証される
広告フォーマット一覧
広告フォーマットは目的やターゲットに合わせて選択しますが、広告プラットフォームを利用することで、最適な広告フォーマットを自動で設定し出稿することも可能です。
純広告(バナー広告)
特定のWEBメディア(サイトやアプリ等)の広告枠を一定期間買い取って掲載します。
ディスプレイ広告
ディスプレイ広告は、広告事業者がもっているアドネットワークに対し広告出稿をおこないます。
広告が表示されるWEBサイトやアプリは、事前に設定(セグメント)した内容をもとにその都度、決定されます。
インフィード広告(ネイティブアド)
Webメディア(サイトやアプリ等)において、コンテンツとコンテンツの間に表示される広告です。
WEBサイトやアプリのコンテンツ(記事)と同じ体裁で広告が表示されるネイティブアドの一種になります。
リスティング広告
Googleなどの検索エンジンで検索したキーワードに応じて表示される広告です。
ユーザーが検索した内容に沿って広告が表示される為、広告に興味、関心の高いユーザーを集客できるメリットがあります。
リターゲティング広告
過去にWebサイトを訪問したユーザーが、他のサイトを訪れている時に表示される広告です。
商品購入に至らず離脱してしまったユーザーの再訪問を促す場合によく利用されます。
メール広告
メール配信による広告です。
配信方法にはユーザーに事前に許可を得て、許可されたジャンルのメールを配信する「オプトインメール」とユーザーの年齢や性別などの属性情報をもとにターゲティングし、対象者に配信する「ターゲティングメール」があります。
リワード広告
ユーザーへの報酬と引き換えに、アプリのインストールや資料請求などのコンバージョンを得る広告です。
アフィリエイト広告
アフィリエイト・サービス・プロバイダ(ASP)をとおして出稿する成果報酬型の広告です。
ASPは広告を掲載したいアフィリエイター(WEBメディア運用者)を募り、アフィリエイターはその広告経由でコンバージョンが発生することで報酬が得られます。
インストリーム広告
Youtubeなどの動画サイトの動画再生画面に流れる動画広告です。
ミッドロール広告:動画再生の途中に配信
ポストロール広告:動画再生の終了後に配信
インリード広告
Webページをスクロールして広告が画面に表示されたら動画再生が始まる広告です。
また、同類の動画広告として従来は画像広告が表示されるバナー枠において動画の広告を表示させる[インバナー広告]があります。
アンカー広告
WEBサイトやアプリなどで、ページ要素とは独立して表示される広告です。
広告はページ要素から完全に独立している為、スクロールをしても一定の場所に表示され続けます。
インタースティシャル広告
WEBサイトやアプリなどで、遷移時やページのスクロール時にページの要素とは独立したポップアップで挿入される広告です。
広告はクイックなどで広告に反応するか「×」などで閉じることで消えます。
SNS広告
FacebookやTwitter、Instagram、LINEといったSNSに掲載される広告です。
広告配信のプラットフォームは各SNSの運用会社自らが持っており、広告主はそのプラットフォームをとおして、広告の表示方法やターゲティングなどを設定し広告出稿をおこないます。